咬みつき事故は表沙汰にならない

イヌの咬傷事件は、人が死亡したり、よほど大きなけがを負うようなことがない限りニュースになることはありません。しかし水面下では、頻繁におこっています。

なかでも、飼い主が自分の飼っているイヌに咬まれた場合は、恥ずかしいのでたいてい黙っています。

飼い犬に噛まれないようにするためにもしつけが必要となってきます。しつけの方法は柴犬のしつけが載っているサイトに詳しく載っていたので参考にするといいと思います。

しかし他人に被害が及ぶとそうはいきません。

咬傷事件の多さについては、一つの指標があります。行政書士の有志で構成する動物法務協議会の関西支部には、ペット関連のトラブルについて年間200件ほどの相談が寄せられ、その半数は、イヌの咬みつき事故だということです。

「吠える」や「咬む」は、本能にもとづいた行動といえるのですが、中には説明のつかない行動をとるイヌもいます。

イヌには元来、巣を汚すのを嫌う習性があります。これは本能というべき習性です。野生のイヌも、当然のこととしてトイレは巣の外ですませています。

ところが、この巣を汚すのを嫌う本能に真っ向から「対決する」家庭犬がいるのです。次の事例は、あまりにも笑えない話なので、できることなら伏せておきたいと思うのですが、あえて書きます。

以前私は、パグと日本犬系の雑種の間に生まれたイヌが、自分の使う食器の中に排尿している場面を見たことがあります。子イヌではありません。成大です。巣を汚すのを嫌う本能などどこかに吹っ飛んでいます。近隣の人の話では、そのイヌは毎日そうしているということでした。

幼犬の頃に狭いゲージに閉じ込められた「施設化」の影響かと思いましたが、そうではないようです。なぜならこのイヌは、自家繁殖したイヌで、ペットショップで買ったわけではないからです。

こういうイヌは、きっと遺伝子のどこかがショートしてしまっているのでしょう。パグのような丸い頭骨に関連して、イヌの脳の組成について、最近になって示唆的な研究が発表されています。